のこぎり山

のこぎり山ってどんな山?

のこぎり山は、標高329.5mで富津市と鋸南町の境目にあります。

JR内房線浜金谷駅から関東ふれあいの道「東京湾を望む道」としてハイキングコースが整備されているので、安心して山登りを楽しめます。

富津市側にはロープウェーがあり、約4分で山麓駅から山頂駅へ到着します。

小さなお子さまや山登りが難しい方でも、ロープウェーを使い気軽に山頂からの眺めを楽しむことが出来ます。

東京湾に近い為、山頂から望む東京湾の景色は大変に素晴らしく、空気の澄んだ季節には富士山や三浦半島が一望できます。

保田方面の眺望も山並や海の美しさに大変感動します。

また、のこぎり山は江戸時代より房州石の採掘がさかんに行われ、石切り場跡の垂直に切り立った岩壁の迫力に圧倒されます。

房州石は安房竹岡凝灰礫岩といい、耐火性があり建築資材として使われていました。いつから「鋸山」と呼ばれるようになったのかはわかっていませんが、廻国雑記抄(1486年)には、「‥‥鋸山といへる山あり‥‥」という記述があります。

鋸南町側には千三百年の歴史ある名刹、日本寺境内が広がります。ハイキングでは日本寺の境内に入ります。

山頂展望台の地獄のぞきは絶壁に突き出ており、スリル溢れる眼下を望むことが出来ます。日本一の大きさを誇る大仏、岩壁に彫られた百尺観音、千五百羅漢などの見どころが多くあります。

房総の自然もたくさん残っており、のこぎり山は、親子で体を動かし学ぶことのできる『天然のテーマパーク』といえるでしょう。

(沼田有紀(2012)『海いこ山いこ のこぎり山』 より)

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